株価を左右するものはいろいろありますが材料もそのひとつです。もし企業にとってプラスのニュースであれば株価は上がるでしょうし、マイナスであれば下がるでしょう。 しかし、増収ではあったが予想を下回ったとき、減収でさらに予想 を下回ったときは株価は下がります。つまり材料が出ても予想はどうであったか、一時的なものか、継続的なものか、 によって株価は逆に動くので注意が必要です。 材料はあくまでもきっかけであり判断の一つにすることは必要ですが、 材料発表後の株価は動きが激しく素人には危険(材料発表後のストップ高やストップ安はザラ)です。
予想に反して業績が悪かったときは大幅に下落します。 予想 > 実際 下落は確実です。ストップ安になるかも。 予想 = 実際 地合いに左右されます。 予想 < 実際 上昇する可能性が高いです。
増資があった場合、発行株数が増えるので1株当りの価値は下がりますので理論的には下がります。 しかし、長期的な見方をすると場合により判断が変わってきます。増資は会社のキャシュフローが増えます。 ここでその資金を利益のあげられる事業に投資することがはっきりしていれば基盤がしっかりして株価にはプラス材料。逆に目的がはっきりしない場合や利益の出ない事業への投資ならマイナス材料です。
以前から予想されている修正の場合は <材料で尽くし>で下がる可能性が高く 、突発的な修正の場合は上がる可能性が高いです。 もし上方修正があっても材料が出る前の動きが上がり調子 の場合は下がる可能性が高いです。だから、その材料が予想されていたものか、そうでないのかで違う動きをするので注意が必要です。
復配が発表されたなら上がると見てよいでしょう。もし、昨年赤字で 今年黒字でかつ配当があるならさらに上がる可能性が上がります。しかし予想されていた情報の場合は<材料で尽くし>で下がる可能性が高いです。
上場廃止が決定されると、整理ポストに移され、1ヶ月以内に取引ができなくなります。
1円まで下がり、時間とともに取引すらできなくなります。もしこの情報が出たら悲惨です。
自分で調べられるようにならなければいつまでたっても 情報に振りまわされることになります。行動すれば案外かんたんに見つけられるかもしれません。
間違いなく下がります。会社の信用がかなり減りますので利益も減る可能性が高いです。社長が逮捕される原因は、粉飾決済、脱税、横領、麻薬所持などさまざまです。 <例> 東証1部上場のキャッツの社長が逮捕され、倒産。 マザーズ上場のライブドアの社長が逮捕され上場廃止。 ジャスダック上場のダイナシティーの社長が逮捕され株価が大幅下落。
ワイドショーで取り上げられてくるのは株が過熱し始めている証拠です。下落時の株特番はもうすぐ上がる前兆で、上昇時の場合は、下落の前兆である可能性があります。ワイドショーで取り上げられたら注意が必要です。
以前から予想されている修正の場合は <材料で尽くし>で下がる可能性が高く、突発的な修正の場合は上がる可能性が高いです。 もし上方修正があっても材料が出る前の動きが上がり調子の場合は下がる可能性が高いです。 だから、その材料が予想されていたものか、そうでないのかで違う動きをするので注意が必要です。
日経平均には悪材料です。下がる場合が多いです。
急な材料に迅速に対応したいなら 相場に張り付いているべきです。 しかし、いつも相場に張り付いていられる人は少ないと思います。どんな忙しい方でも逆指値注文を使えば迅速な対応が可能です。
テロは悪材料です。その日は下がる可能性が高いです。しかし一過性のものはその次の日は持ち直す可能性が高いです。テロで大損害を受けた会社であれば上がる可能性はありません。結局今後どの程度影響があるかで株価は決まります。 ちなみに アメリカの同時爆破テロ(2001/9/11)の次の日の日経平均株価は-6.6%も下落しています。