自分でコントロールできるリスクは主に次の3つです。 1、銘柄選別によるリスク 2、資金管理のリスク 3、タイミングによるリスク
株をはじめるにあたって銘柄を選ぶ必要があります。リスクの高い順に上げると 1、新興市場の銘柄(上場したばかりの銘柄) 2、仕手系の銘柄(急騰急落を繰り返す銘柄) 3、材料のでた銘柄(ニュースが出たばかりの銘柄) 4、超低位株(株価が50円以下の銘柄) 5、低位株(200円以下の銘柄) 6、ジャスダックの銘柄(出来高が少なく不安定) 7、東証一部の銘柄(動きが比較的安定している) 8、大型株(出来高が多く動きは鈍い)
緩やかな資金増加を望むなら7、8を選択すべきですし、急激に資金を増やしたいなら1〜4を選ぶべきです。ただし、急激な資金増加を望む場合は急激な資金減少も覚悟する必要があります。
全財産が100万円の人の場合、投資資金を50万円程度までにしておくことが無難です。 リスクの高い銘柄を選んだ場合は、投資資金を調節することでリスクも抑えられます。
損失の額をはじめから決めておいて、ある一定額の損失が出た時点で損きりをする方法は、かなり有効です。たとえば、2万円の損失までと決めた場合、1000株保有しているなら20円の下落で損きりする必要があります。
損きりしたくても常に株価を見張るのは面倒です。しかし、逆指値という機能を使うと自動的に損きりされるので損失を限定できます。
タイミングには主に次の方法があります。 1、順はり 上昇している銘柄を買い、上がっているあいだ持ち続ける投資法 。あまり高いところで買うと失敗する可能性はあるが比較的やりやすい投資法。 2、逆はり 下落している銘柄を買い、上がるのを待つ投資法。思惑通りに上昇に転じればいいが、そのまま下落する可能性も高い比較的難しい投資法。 3、仕込み 上がりそうな銘柄を仕込みあがるまで待つ投資法。かなり感に頼る部分があるため、上級者向きである。
どちらが儲かるかは腕次第といえます。どんなタイミングであれ安く買って高く売れば利益は出ます。同じ投資法を繰り返すことで投資法が洗練されますので頑張ってみてください。